神社本庁の本宗で「日本国民の総氏神」とされる三重県伊勢市にある伊勢神宮は有名ですが、
ここ京都には「京のお伊勢さん」と言われる京都最古の神社の一つ「日向大神宮」(読み方:ひむかいだいじんぐう)という神社があり、開運、厄除、縁結びの神様として知られています。
鳥居は伊勢神宮のある南東を向いて建てられており、
当時は東海道(現在の三条通り)を行き来する人々の旅の安全祈願など
多くの参拝者で賑わっていました。
場所は人気観光スポットの蹴上インクラインから、
南端、蹴上船溜にかかる大神宮橋を渡るとすぐに鳥居が見えてきます。
さらに鳥居をくぐって東へ10分ほど歩くと日向大神宮にたどり着きます。
日向大神宮のの入り口となる鳥居は京都市の東山区ですが、神社自体は山科区に位置しています。
日向大神宮の歴史
日向大神宮は、第23代「顕宗天皇」(けんぞうてんのう)」の時代、5世紀末に 「筑紫の日向(つくしのひむか)」の「高千穂の峰」の神蹟(しんせき)を移して創建されました。
「筑紫」とは現在の九州地方のことで「日向」とは宮崎県の旧国名。
「高千穂の峰」とは宮崎県と鹿児島県の県境に位置する火山のこと。
「神蹟」とは神様が鎮座していた場所、または神聖な場所のこと。
その後、38代天智天皇が神田(神社に付属する田んぼ)を寄進(寄付)、 周囲の神域の山を神体山を「日山(ひのやま)」と名付けたと言われています。 日山は高さ140mあり「日御山(ひのみやま)」「神明山(しんめいさん)」とも呼ばれます。
茅葺屋根の本堂
日向大神宮の本堂の屋根は茅葺になっており、その上に突き出た千木と鰹木が特徴で、京都では珍しい神明造りを見ることができます。
影向岩
日向大神宮の奥の階段を上がると神が宿るとされる神聖な磐座、影向岩(ようごういわ)が見えてきます。
路地情報
路地名 | 日向大神宮(ひむかいだいじんぐう) |
---|---|
住所 | 京都市山科区日ノ岡一切経谷町29 |
最寄駅 | 京阪京津線・市営地下鉄東西線「蹴上」駅 |
アクセス | 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩11分 |
おすすめの時間 | 10:00~15:00 |
※社務所10:00~15:00
(ホームページ http://www12.plala.or.jp/himukai/)
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