お弁当を持って蹴上インクラインへ。無料で楽しむオススメ観光ルートをご紹介。 22.10.08  (更新: 

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お弁当を持って蹴上インクラインへ。無料で楽しむオススメ観光ルートをご紹介。

京都東山エリアの「蹴上」(読み方:「けあげ」)という場所に「蹴上インクライン」があります。
源義経が奥州平泉へと向かう途中、関原輿市重治と9人の従者が馬に乗って通りかかった際に、その馬が水溜りの水を義経に蹴りかけて義経の衣服を汚してしまいトラブルになったことで、義経が興市の家来たち9人を斬り捨てました。このエピソードが蹴上の地名の由来となっています。

明治から昭和にかけて琵琶湖疎水で活躍したものの鉄道の普及により廃止され、後に産業遺産として保存された蹴上インクライン。 「インクライン」とは、傾斜のある場所にレールを敷き、その上に船や貨物を乗せた台車を設置し運ぶ装置のことで「傾斜鉄道」とも言われています。
蹴上インクラインは現在は使用されておらず観光スポットになっていますが、京都の近代産業の歴史が感じられる貴重な場所となっており、ノスタルジックな雰囲気が味わえます。
今回はそんな蹴上インクラインの歴史や見どころなど、その魅力をご紹介します!

蹴上インクラインの歴史

蹴上インクラインの歴史

蹴上インクラインは明治24年から昭和23年まで、京都の蹴上地域で運行されていた「傾斜鉄道」です。
滋賀県の琵琶湖から京都へと水を運ぶ人口の運河「琵琶湖疎水」の一部で、疎水上流の「蹴上船溜」と下流の「南禅寺船溜」とを結んでいました。

この場所は上流から下流まで約36mもの高低差があり、通常のように舟で進むことが難しかったため、傾斜鉄道のしくみを使ってさながらケーブルカーのように舟や資材を運んでいました。 インクラインを利用することで荷物の積み下ろしをせずにこの高低差を乗り切ることができたのです。インクラインの全長は582mで当時は世界最長だったといいます。

京都の発展を支えた琵琶湖疎水は水力発電・舟の航路・かんがい・防水など多くの目的に利用され、それにともない蹴上インクラインも大活躍しました。しかし、昭和に入り鉄道など他の輸送機関が普及することで昭和23年(1948年)運行が停止、やがて廃止されることになります。 役割を終えた蹴上インクラインは線路も撤去されその姿を消してしまいましたが、昭和52年(1977年)に産業遺産として保存されることになり、線路も再度復元されました。
現在では上流部分と下流部分に当時の様子を伝える台車も2台置かれ、1996年には国の史跡(※)に指定されました。
(※史跡とは...文化財保護法により指定される記念物のうち歴史的・学術的に価値が高いとされるもの。)

ノスタルジックな雰囲気に浸れる、蹴上インクラインの見どころ

蹴上インクラインと言えば、廃線跡両脇のソメイヨシノの桜が有名ですが、満開の時期は短く観光客も多いため、正直あまりゆっくりと風情が味わえません。
蹴上インクラインの他の見どころとして、少し地味ですが廃線跡のレールをよく見てみてください。
一度は線路も撤去された蹴上インクラインですが、産業遺産として保存されることになった昭和52年(1977年)に復元された際、交換されたものもありますが、一部には建設当時の貴重なレールが残されています。
レールは、イギリス製、アメリカ製、ドイツ製、フランス製、そして日本製、5カ国(10社)からの寄せ集めです。

枕木を留める「釘」

そのレールの枕木を留める「釘」をよく見ると、丸みのあるものと、くの字の角ばったもの2種類の形状のものがあります。
丸みのあるものはアメリカから輸入された釘で「タートルスパイキ」(亀釘)と言い、 くの字の角ばったものはイギリスから輸入された「ドッグスパイキ」(犬釘)と言います。

1890年代から輸入が始まったアメリカの亀釘と比べ、日本の鉄道創業(1870年代)とともにイギリスから輸入された犬釘はとても珍しいといいます。
現在では大半が亀釘になっていますが、訪れた際には珍しい犬釘を探してみて下さい。

また、VRゴーグルがあれば立体画像とサウンドで当時の様子が臨場感たっぷりで体感できます。
蹴上インクライン(明治24年頃)のVRコンテンツはこちら
蹴上インクライン(大正期)のVRコンテンツはこちら

蹴上インクラインのオススメ観光ルート

では、蹴上インクラインのオススメ観光ルートをご紹介します。2~3時間で周るコースです。

琵琶湖疎水記念館(蹴上インクラインドラム工場)

当時の疎水インクライン周辺のジオラマ

蹴上インクラインを見に行く前に、まずインクラインを下ったところ、南禅寺前交差点を二条方面へ北上すると左手に見えてくる「琵琶湖疎水記念館」である程度知識をつけておくといいでしょう。 地下1階と地上2階の建物で、琵琶湖疎水に関する資料やアーカイブ映像などを展示し、疎水のしくみや歴史を紹介する博物館です。
インクラインを船を乗せた台車が行き来する様子を再現したミニチュア模型や、疎水の全貌がよくわかるジオラマなどもあるので、子供でも楽しめる施設となっています。

船を乗せた台車が行き来する様子を再現したミニチュア模型

地下1階には琵琶湖疎水と京都の人々との関わり、またその歴史と疎水事業に尽力した人物の紹介、当時の疎水周辺の町の様子を再現した模型、インクラインを船を乗せた台車が行き来する様子を再現したミニチュア模型などを展示しています。

1階には疎水沿線の名所を紹介するパネルや、疎水事業に関わった人々の情熱と苦難に満ちた歴史を映像化したガイダンスシアター、琵琶湖疎水の計画から建設に至るまでを貴重な資料とともに詳しく紹介するスペースがあります。

レゴの展示

2階は資料収蔵庫があり、常時展示されていない資料を公開する特別展が開催されることも。収蔵庫前のガラス越しには疎水を利用した噴水や、岡崎疎水、動物園など周辺の景色も楽しめます。また階段付近には疎水関連の施設や岡崎周辺の景色を再現したレゴの展示があり、かなり精巧に作られていてなかなか見ごたえがあります。

さらに地下1階の屋外には蹴上発電所で使用された「ペルトン式水車」と「スタンレー式発電機」の展示が。当時活躍していた水車と発電機を間近で見ることができます。

蹴上インクラインドラム工場

また噴水の前の小道を動物園方面に少し歩くと「蹴上インクラインドラム工場」があります。これはインクラインの台車に接続したワイヤーロープを巻き上げるウインチの操作室で、この装置で台車を操作していました。 当時は蹴上船溜にありましたが、のちに南禅寺船溜に移転され現在もそのままの形で残されています。特別公開時は建物の扉が開いていて自由に中を見学できるようになっているようですが、通常は非公開となっているようです。
ドラム工場のVRコンテンツはこちら

琵琶湖疎水記念館は、琵琶湖疎水についていろいろと学ぶことができ、しかも入館無料なので蹴上インクライン観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

お昼ご飯のお弁当を食べられる「蹴上疎水公園」にはトイレがないので、まずは資料館でトイレを済ませておくといいでしょう。

南禅寺船溜

南禅寺船溜

船溜(ふなだまり)とは小型の船を停泊・係留させておく池のような場所のことで、いわば船の溜まり場のようなもの。荷物の積み下ろしや船頭の休憩場所として利用されていたそうです。
琵琶湖疎水の中にもいくつかの船溜がありますが、インクラインの敷地内には上部の「蹴上船溜」(けあげふなだまり)と下部の「南禅寺船溜」(なんぜんじふなだまり)があります。
蹴上インクラインに向かう前にまずは資料館すぐ横の「南禅寺船溜」を見学してください。

「南禅寺船溜」はインクラインの下部、琵琶湖疎水記念館や京都市動物園の側にある船溜で、蹴上船溜より広い水域となっています。疎水はこの南禅寺船溜を経由してさらに西へ向かってのびており、ここから鴨川に合流するまでの流れを「鴨東運河(おうとううんが)」と呼ぶそうです。現在は中央に噴水が設けられていますが、これはインクラインの高低差を利用して作られたものなんだとか。動力を使わず、自然の水圧だけで噴き上がる噴水です。

インクライン廃線跡

インクライン廃線跡

蹴上インクラインと言えばやはりまっすぐにのびる廃線跡が有名ですね。歴史を感じさせる鉄のレールと石畳、少し朽ちた枕木が続くその景色はノスタルジックな雰囲気に溢れています。 その線路の両脇には桜や紅葉の木が並んでおり、まるで自然のトンネルのよう。廃線跡を楽しみながら花を愛でることのできるこの場所は、日本有数の貴重な観光スポットです。

インクラインは時期によって違った姿が楽しめるのも魅力の一つで、春には桜、夏は新緑、秋には紅葉が訪れた人々を出迎えてくれます。ただやはり人気があるのは桜の季節で、一年の中でも特に混雑する時期。
さらに京都という土地柄のせいか「桜の季節にインクラインで和装の写真を撮る」のが流行っているため、春はますます混みあいます。この頃にいい写真を撮りたいのであれば、朝早くに訪れるなど少し工夫が必要でしょう。

冬は木々が枯れ落ち寂しい印象ですが、その分景色が開放的になり、廃線跡の雰囲気を楽しむにはかえって冬の方が適しているかもしれません。
インクライン周辺には「水路閣」など雪化粧した姿が映えるスポットもあるので、あえて冬の時期に訪れる人もいるようです。

復元された台車と船

またインクラインの上部と下部には復元された台車と船が展示されています。上部の台車の側には当時の様子を再現したVRが見られる看板が、下部の台車の側にもインクラインの説明が書かれた看板があり、インクラインのしくみが理解しやすい展示となっています。上部から歩いていき橋の下を通り抜けると最終的に南禅寺船溜にたどり着きますが、その手前でインクラインの線路は途切れ、南禅寺船溜に続く水場が現れます。インクラインで運ばれた船がここから再び水路に戻る様子がよくわかりますね。

なお京都の寺社仏閣など、桜で有名な観光スポットではライトアップが行われることが多いですが、残念ながら蹴上インクラインでのライトアップは実施されていません。 そのため夜遅くなってからの観光は難しいですが、夕方黄昏どきなど、日が沈む前のほの暗い景色もまた違う趣があって美しいもの。こんな風にインクラインは季節によって時間帯によってさまざまな顔を見せてくれます。

蹴上船溜

蹴上船溜

続いてインクラインを最後まで上ると「蹴上船溜」が見学できます。
「蹴上船溜」は当時と少し様子が変わっていて、船溜といってもそれほど大きくはなく、一見すると普通の川のように見えます。
蹴上船溜のVRコンテンツはこちら

現在は平成30年(2018年)に航行が始まった「びわ湖疎水船」の乗下船場の一つとなっていて、残念ながら疎水船に乗船する人以外は中に立ち入ることができません。 そのため間近で見ることは難しいですが、近くにある「日向大神宮」の参道である「大神宮橋」の上から眺めることができます。

旧御所水道ポンプ室

さらに大神宮橋から見て右手の奥にはレンガ造りの「旧御所水道ポンプ室」が。ここは疎水から貯水池に水をくみ上げるポンプがある建物で、かつては京都御所に防火用水を送水していたそうです。 この建物は、明治時代に活躍し京都国立博物館や迎賓館を手がけた宮廷建築家「片山東熊(かたやまとうくま)」の設計によるもので、建築物としての価値も高く、令和2年(2020年)には国の登録有形文化財に登録されました。

水路閣

導水管と蹴上発電所取水口の間の通路

お昼ご飯のお弁当は、蹴上インクラインの北東側にある「蹴上疎水公園」で食べるといいでしょう。
続いて「蹴上疎水公園」を抜けて、導水管と蹴上発電所取水口の間の通路を通り、疎水分線沿いの細い通路を進みます。
導水管は超巨大で迫力があります。

疎水分線沿いの細い通路

疎水分線沿いの通路は平坦で整備されていて子供でも歩きやすく、意外と人通りも多いです。
手すりもあるので安心ですが、疎水分線を抜けると少し急な階段と荒れた道があります。

水路閣

しばらくすると「南禅寺」の敷地内にある「水路閣」が見えてきます。古代ローマの建築物を思わせるようなレンガ造りのアーチ型水路橋で、橋の上には現在も疎水が流れており、脇道から上に上がるとその流れを見ることができます。
その印象的な姿は京都の観光名所としても知られ、テレビや映画でよく登場するので一度は目にしたことがあるかもしれません。

今では京都の有名観光スポットの1つですが、南禅寺の境内に建てられたことから当初は建設反対の意見もあったといいます。 設計したのは琵琶湖疎水建設工事の主任技師で、明治時代の様々な土木事業で活躍した「田邉朔郎(たなべさくろう)」ですが、周囲の景観を損なわないよう建設には様々な苦労があったようです。
南禅寺はもちろん、周辺には他にも寺社仏閣や京都の名店、おしゃれなカフェなどが立ち並び、常に賑わいを見せる場所です。

ねじりまんぽ

ねじりまんぽ

水路閣を見たら、そのまますぐ横の南禅寺を見学してもいいですが拝観料がかかるので、南禅寺法堂正面から西へ三門をくぐって通り、舗装路に出たら南に向かって歩きます。 すると先ほど通った蹴上インクラインに戻ってきます。そしてインクライン下をくぐるように「ねじりまんぽ」が現れます。

「ねじりまんぽ」というこの聞きなれない言葉は、インクラインの真下を通る高さ約3m、長さ約18mの小さなトンネルのこと。「まんぽ」とはトンネルを意味する古い言葉。
こちらも水路閣と同様、京都の名所としてドラマや映画などによく登場する場所で、地元の人が日常的に利用するトンネルでもあります。

レンガをらせん状に積んだ独特な工法

ねじりまんぽの内側はレンガをらせん状に積んだ独特な工法で作られており、ねじれて見えるその姿から「ねじりまんぽ」と呼ばれるようになりました。 これは船を乗せた台車が行き交うインクラインの重さに耐えられるよう設計されたためで、強度を維持するためトンネルそのものもインクラインと直角にならないよう斜めになっています。

またトンネルの入り口上部には第3代京都府知事で琵琶湖疎水の建設に関わった北垣国道(きたがきくにみち)が書いたとされる扁額が。
三条通り側には「雄観奇想(ゆうかんきそう)」という言葉が、南禅寺側には「陽気発処(ようきはっするところ)」という言葉が掲げられています。 「雄観奇想(ゆうかんきそう)」は「みごとな眺めと優れた考えである」という意味で、「陽気発処(ようきはっするところ)」は「集中して物事に挑めば何事も成し遂げられる」という意味だそうです。

このような構造のトンネルは全国的にみても非常に珍しく、老朽化や廃線に伴って撤去されたものがほとんど。現在でもそのままの形を残しているこのトンネルは、明治時代の土木技術がうかがえる貴重な遺産となっています。
(※扁額とは建物の内外の高いところに掲出される看板や額のこと。)

蹴上発電所

蹴上発電所

「ねじりまんぽ」を通り、三条通に抜けて右方向、仁王門通り向かって歩くと左手にレトロな建物「蹴上発電所」が見えてきます。
蹴上発電所は琵琶湖疎水を利用した、日本で初めての一般供給用水力発電所として建設されました。
その電力は京都の街灯や工業用電力、日本初の電車(京都電気鉄道株式会社)に利用され、京都の近代化に大きな影響を与えたとされています。

明治24年(1891年)に運転が開始され、事業開始期の第1期、第2疎水によってさらに発展した第2期、現在につながる第3期と、明治から令和の現在に至るまで長い歴史を持つ発電所です。 創業当初は発電時に使用するペルトン水車と呼ばれる水車が2台と発電機2台で出力160kw程度でしたが、電力需要が高まるにつれて水車・発電機ともに増設され、第1期後半ごろには水車20台、発電機19台を備えていました。
しかし増え続ける電力需要によって水車や発電機の増設だけでは対応できなくなり、さらなる発電量の増加を図るため第2疎水が建設されました。
第2疎水は第1疎水とは別の全く新しい水路で、第2期の発電所はその2つの流れを合流させ発電する仕組みです。第2期発電所が建設されたことで第1期発電所は役目を終え、取り壊されました。

またこの時期、京都の各地に変電所も設けられ、さらに供給エリアが拡大されたそうです。
この第2期発電所もその後廃止されてしまいましたが、明治時代の京都を代表する印象的な建物として、また蹴上発電所のシンボルマーク的な存在として現存しています。
こうして明治・大正・昭和と時代とともに発展した蹴上発電所は実はまだ現役。現在は第3期発電所として活躍しています。

蹴上インクライン周辺のカフェやランチ、魅力的なスポット

蹴上インクライン周辺には明治時代を思わせる魅力的なスポットがたくさんあり、散策するにはぴったりの場所。またレトロでノスタルジックな雰囲気にあふれるこのエリアには、観光で疲れた体を癒すのに最適なお店が点在しています。
蹴上の交差点から三条通りを西方面へ、ウエスティン都ホテル京都の向かいにあるのが「Asumo Dogs(アスモドッグス)」。こじんまりしたホットドッグのお店で、店主一人で切り盛りされているため提供までに少し時間がかかるようですが、柔らかく甘みのあるパンと香ばしくグリルされたソーセージが相性抜群!またリピートしたくなる味です。また南禅寺前交差点から南禅寺方面へ、参道を歩いていくとその傍らには歴史を感じさせる純和風のお店やおしゃれなカフェが。

そのうちの1つ「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」はハンドドリップコーヒーのお店。京町家をリノベーションした店舗は、周囲の景観とも相まって落ち着いた雰囲気になっています。ハンドドリップにこだわるだけあって、1杯ごとに丁寧に淹れられたコーヒーは格別のお味。
コーヒーのお供にぴったりのスウィーツも提供されています。

さらにブルーボトルコーヒーの近く、参道から続く小道を行くと豆腐料理のお店「五右衛門茶屋」が。 南禅寺や水路閣、インクラインなど周辺の観光スポットからほど近く、比較的リーズナブルな価格で豆腐料理が楽しめるので、ランチに利用する人も多いんだとか。外観・内装ともに純和風でどこかほっとする雰囲気のお店です。

蹴上インクラインの駐車場

蹴上インクラインに専用駐車場はありません。
付近には永観堂や南禅寺などの有名な観光スポットがあるため近隣に多くのコインパーキングがあるので車で行く場合はそちらコインパーキングを利用することになります。
ただし、近くのコインパーキングはとても料金が高く最大料金がない場合もあるため注意してください。

300メートルほど離れた狭い路地に入れば最大料金1,400円程度のコインパーキングが見つかります。特に観光シーズンは付近の道路も大渋滞になるので、少し離れたコインパーキングに駐車して付近を散策しながら徒歩で向かうのがオススメです。

路地情報

蹴上インクライン(けあげいんくらいん)
路地名 蹴上インクライン(けあげいんくらいん)
住所 〒605-0044
京都市東山区東小物座町339
最寄駅 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅
アクセス 【電車でのアクセス】
・京都駅から-京都市営地下鉄烏丸線「国際会館行」に乗車し「烏丸御池」駅で下車、京都市営地下鉄東西線に乗り換え。「六地蔵行」に乗車し「蹴上」駅で下車、徒歩約3分。(京都駅からの所要時間は約20分。料金は260円)

【バスでのアクセス】
・京都駅から(乗り換えなし)-中央改札を出てすぐのバスターミナルから、京都市バス「A1」のりばより5系統「銀閣寺・岩倉行き」に乗車し「岡崎法勝寺町」バス停で下車。蹴上インクラインまで徒歩約10分。
(京都駅からの所要時間は約40分。料金は460円)
・京都駅から(乗り換え1回)-中央改札を出てすぐのバスターミナルから、京都市バス「A1」のりばより5系統「銀閣寺・岩倉行き」に乗車し「三条京阪前」で下車、京阪バスに乗り換え。京阪バス19系統(四条山科醍醐線)「九条山、山科駅方面」に乗車。「蹴上」バス停で下車。
(京都駅からの所要時間は約40分。料金は460円)
※京都バスと京都市営バスは違う路線のバスなのでご注意ください。
※京都市バスのみ利用の場合は乗り換えなしで行けますが、最寄りのバス停より少し歩かないといけません。京阪バスも合わせて利用する場合は乗り換えが必要になりますが、バス停からは近くなります。

【タクシーでのアクセス】
・JR京都駅の中央改札を出て右側、タクシー乗り場から乗車。(京都駅からの所要時間は約20分。料金は2,000円~3,000円程度) ※タクシーでの移動は渋滞に巻き込まれた場合、所要時間も料金も変わることがあります。

【駐車場】
蹴上インクラインには専用駐車場はありません。近隣のコインパーキングなどをご利用ください。

・ウエスティン都ホテル京都駐車場
ホテルの駐車場だが一般にも開放しており、8:00~20:00まで30分200円で利用可能。1日最大料金2,000円。収容台数約200台。ホテル内のレストランやカフェの利用で駐車料金の割引サービスあり。

・タイムズ南禅寺
南禅寺前交差点すぐでインクラインからは一番近いが料金が高め。7:00~19:00まで15分400円。1日最大料金なし。収容台数30台。

※他にも岡崎公園駐車場やタイムズ粟田口など駐車場はいくつかありますが、インクラインから遠かったり料金が高かったりするので、インクラインへは公共交通機関を利用して行くのがおススメです。
おすすめの時間 24時間、年中無休
入場料などはなく自由に散策できます。

<琵琶湖疎水記念館>
住所 〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町17
入館無料
営業時間 9:00~17:00
※入館時間は午後4時30分まで。ドラム工場の見学時間は午後4時まで。
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館)、年末年始(12/29~1/3)
TEL 075-752-2530

(琵琶湖疏水HP / https://biwakososui.city.kyoto.lg.jp/)
(蹴上インクラインVRサイト / https://www.biwakososui-vr.com/3dcgvr/jp/)

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