京都「哲学の道」とは、琵琶湖疏水(※)に沿って銀閣寺西の今出川通銀閣寺橋を北端として続く約1.5kmの散歩道です。
(※琵琶湖疏水とは、琵琶湖の水を京都市内に流すために造られた水路の事)
元々は、琵琶湖疏水が完成した1890年(明治23年)に、管理用道路として一緒に作られた道で、次第にここを歩く文人が増え「文人の道」と称された。
「日本の道100選」にも選ばれ、その四季折々の風景と見所の多さが素晴らしく、紅葉や桜の時期は観光客で賑わいます。
銀閣寺側には哲学の道周辺にキレイな水洗の観光トイレが所々にあるので安心ですが、南へ歩いていくにつれ、観光トイレは減っていき、大豊神社や南禅寺の観光トイレまで行く必要ある。
(参考:哲学の道保勝会「案内図」)
今回、北端の銀閣寺橋側からご紹介していきます。
道には敷石がキレイに並べられ、小川と小道の美しい風景となっている。
この敷石は歩行者が歩きやすいようにと、1987年(昭和53年)に廃止された京都市電の軌道敷石を転用したものです。
敷石が設置された小道と小川の間に柵はなく、これがいい風情のある景色となっているのですが、小川の水面までは高い段差があり水量も少ないため落ちたら危ないので、小さい子供には目を離さないよう注意して下さい。
水がきれいなため小川には、水深は浅い割にとても大きなコイが背びれを少し水面に出したまま、たくさん泳いでいるのが見えます。
しばらく歩くと、パワースポットとして人気の「幸せ地蔵尊」の「弥勒院」(彌勒院)(みろくいん)が見えてきます。
弥勒院は参拝自由で、御朱印ももらえます。
8:30頃から17:30頃まで開いているそうなので、幸せになりたい方はぜひ、参拝してみてください。
近隣の古いアパートもとてもオシャレで雰囲気があります。
ドラマにでも出てきそうな、昭和っぽい懐かしい雰囲気。
哲学の道には四季折々の植物が咲き、春には桜、秋には紅葉が見られ、観光客で賑わいます。
ゴミ箱も所々に設置され、ごみ一つ落ちていないため快適に散歩できます。 また、景観を損なわないようゴミ箱のデザインも配慮されてます。
一部敷石の遊歩道のない箇所は細くなり、個人宅の民家の前なので静かに通りすぎましょう。
しばらく歩くと右手に大豊神社の「御旅所」が見え、反対側の左手には「大豊神社」への入り口が見えてきます。
さらに整備されたキレイな道は続きます。
やがて、右手に町並みの景色が広がり、南禅寺が見えてきます。
程なくして、哲学の道南端の「若王子橋」に到着です。
読み方は「わかおうじばし」ではなく「ちゃくおうじばし」です。
若王子橋を渡ってすぐにところに「熊野若王子神社」(くまのにゃくおうじじんじゃ)があり、秋には紅葉がすばらしい。
樹齢400年以上のご神木の椰(なぎ)の葉のお守りは、悩みを「なぎ倒す」と人気です。
哲学の道の南端側には猫も多く住み着いています。
路地情報
路地名 | 哲学の道(てつがくのみち) |
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住所 | <北端、銀閣寺付近> 〒606-8407 京都府京都市左京区銀閣寺前町 <巽橋付近> 〒606-8426 京都府京都市左京区鹿ケ谷寺ノ前町 <南端、若王子橋付近> 〒606-8444 京都府京都市左京区若王子町 |
最寄駅 | 【北端】 京都市営バス「銀閣寺道」バス停 【南端】 京都市営バス「宮ノ前町」バス停 |
アクセス | 【北端】 京都市営バス「銀閣寺道」バス停下車すぐ。 【南端】 京都市営バス「宮ノ前町」バス停下車徒歩5分。 |
おすすめの時間 | 9:00~17:00 |
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